先日まで入院しておりました、TのTのTです。
思うように動けない時間の中、
前職の方からお仕事のお引き合いをいただきました。
ありがたくお引き受けし、
自分がまだどこかで思い出してもらえていたことを、
ひそかにうれしく感じました。
退院する頃には、
すべてが自分のいない状態でうまく収まり、
季節も仕事も一番いいところを少し過ぎてしまったように感じました。
見逃してしまった季節をちょっぴり残念に思う気持ちもありますが、
同時にふと思うことがあります。
自分がいなくても物事がきちんと流れ、
時間が過ぎていくのは、
実はすごくいいことなのではないかということです。
風景画の中の花びらが一枚無くなっても、誰も気づかないかもしれません。
でも、そこにその花びらが1枚あった方が美しいという、その風景への信仰を筆者は持っています。
誰かが止まっても、全体が健やかに進んでいく。
そんな当たり前のようでありがたい流れの中に、
これからまたそっと加わっていけたらと思っています。
そんな感じで、皆様、健やかでありますように。